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ウェディング
2025.08.05
結婚式の見積で失敗しないために!

~知っておきたい注意点と見積のコツ~
結婚式場探しをする際、多くの新郎新婦が重視することといえば「予算」ですよね。しかし、実際に結婚式の準備を進める中で「初期見積より費用が大幅に増加した」という声も耳にします。ではなぜこのようなことが起きるのでしょうか?
今回は結婚式の見積の「よくある落とし穴」と、失敗しないためのコツをウェディングプランナーの目線から解説いたします。
結婚式の見積でよくある落とし穴と注意点
結婚式場が会場見学の際に提示する見積は、一般的に低めに設定されることが多いです。
これは、多くの式場が「できるだけ安く見せたい」という意図を持っているためです。具体的には、
- 料理・衣装・装花など各項目が一番低いプランで設定されている
- 実際に準備が始まるとランクアップを余儀なくされ、予算が跳ね上がる
- 式場によっては「今契約してくれたら」と大幅な値引きの提案をすることがあり、その場の雰囲気で契約を急かされるケースも見受けられる
これが、多くの方が最終的な費用に戸惑う原因となっています。
見積で失敗しないために知っておきたい3つのポイント
それでは、見積の段階から失敗を防ぐためのポイントを3つご紹介します。
1.最初から現実的なランクで見積を取る
大切なのは、自分たちがどこにこだわりたいのかを明確にすること。
例えば料理や衣装などこだわりがあるポイントは、最初からグレードアップをした内容にしておくと安心です。
2.見積は「上から引き算」で考える
「最低ランクから積み上げる」のではなく、最初から各項目を一番上のランクで設定しておき、そこから不要な項目を削る、「引き算方式」がおすすめです。
この方法なら、「費用が後から増える不安」を解消できるだけでなく、最終的に予算内に落ち着きやすくなります。
3.持込可能アイテムを活用して費用を抑える
結婚式場に依頼せず、自分たちで手配、準備することを「持込」といいます。
会場、アイテムによって持ち込みの可否、持込料の有無が変わりますので、見学時に確認しておきましょう。
中でも招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムは持込が可能な式場も多くあります。
これらを手作りすることで費用を抑えられるだけでなく、二人の個性や想いを込られるのも魅力です。
料金を抑えるための裏ワザやコツ
さらに、料金を抑えるためのちょっとしたコツもご紹介します。
◎結婚式の時期や日柄を工夫する
結婚式は春や秋、そして大安などの人気の日程は、予約が集中しやすいため、費用も高めの傾向があります。反対に夏や冬、仏滅の日程を選ぶことで割引が適応される可能性があります。
◎『直前割り』を狙う
一般的に新郎新婦は半年~1年前から日程を予約します。そのため、式までの期間が3か月を切った日程に空きがある場合、「直前割り」などが適用され、大きな割引を受けられることがあります。
か茂免ウェディングプランナーのひとくちメモ
当店では割引期間中は20名様以上の披露宴が割引の対象となり、さらに直近の日程をご検討の方は限定の特別割引をご案内しております。また、仏滅限定の特別割引もございます。
時期や日柄を幅広く考えることで、お得に披露宴を挙げられるチャンスです!
私たちが考える安心・納得の見積の仕方とは?
ここで、私たちが日頃心がけている見積作成のポイントをご紹介します。
まず、見学時に料金表をお渡しし、料理や装花など、それぞれの内容を丁寧に説明します。
新郎新婦はどのようなランクがあるのか、またそれぞれの価格帯を知ったうえでオリジナルの見積を作成できるため、より現実感を感じていただけます。
「料理と衣装にはこだわりたいから高ランクで、装花や写真はベーシックなランク」
「どちらのランクにするか悩んだら、ゆとりをもって高い方で見積に入れておく」
「一旦すべての項目を最高ランクで設定し、最大料金を知っておく」
など、お客様のご希望に合わせて、無駄のない最適なプランをご提案しております。
こうした方法で作成する見積は、「無駄がなく、安心感がある」「料金が明確でわかりやすい」と多くのお客様に喜ばれています。
最後に~結婚式の見積は初めが肝心~
結婚式は人生の一大イベントであり、費用もかかります。だからこそ、最初の見積段階で「後悔しない」ための知識と工夫が大切だと思っております。
今回お伝えしたポイントを参考に、予算へ不安を感じることなくお二人らしい結婚式を叶えていただければ幸いです。
ぜひ安心できる納得の見積で、理想のウェディングを実現してくださいね。